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2010.06.30

屋根向けに一挙3製品を投入 改修用途に技術集積図る 水谷ペイント

2010年06月15日

水谷ペイントは、このほど主力の屋根用塗料でシリコンタイプ、水系フッ素、ノンアス用シーラーの3製品を発売した。高付加価値化が進む塗り替え向けに性能、コスト、用途性を兼ね備えた製品を投入することで、一気に販売拡大を狙う。
 

今回発売したのは、弱溶剤2液型シリコン変性樹脂屋根用塗料「ルーフマイルドSi」、超耐候性水系フッ素樹脂屋根用塗料「水系パワーフロン」、1液溶剤系湿気硬化型ポリウレタン樹脂屋根用下塗り塗料「1液ノンアス用シーラー」の3製品。
 

「ルーフマイルドSi」は、ウレタンタイプの「ルーフマイルドU」のグレードアップ品。2液型ポリウレタン樹脂の結合力とシロキサンの結合力が相乗効果を発揮し、低汚染で高耐候、かつ艶感の高い仕上がり感が得られる。更に同じシリコン樹脂タイプでも高グレード品に位置づけられる「パワーシリコンマイルドⅡ」よりもコストを抑えたことで、性能とコストパフォーマンスを両立させた。
適用素材は金属系屋根材、窯業系屋根材で、幅広い旧塗膜に対応することから塗り替え適性に優れている。
 

「水系パワーフロン」は、高グレード化が進む住宅塗り替え市場をターゲットに開発した製品。シリコン系を超える圧倒的な高耐候性と耐変色性を有する一方、豊富な実績をベースに水系化を実現した。同社では”頂点の塗料”として性能面で自信を示す。
適用素材は新生屋根材、波型スレート、厚型セメント瓦の塗り替え。モニエル瓦などの乾式洋瓦の塗り替えには、「スラリー強化プライマー」を下塗りとして仕様に組みこんだ。
 

「1液ノンアス用シーラー」はノンアスベストタイプの波形スレート向けに開発した下塗り剤。2004年の改正労働安全衛生法により、無石綿の波形スレートが普及している。しかしノンアススレートは表面強度が弱く、劣化によって強度が低下し割れやすいなどの難点を抱え、また塗装においても付着力が弱く、塗装には不適性とされていた。
そこで同社は、ノンアス大波スレートに含浸し、優れた付着性を発揮するクリヤータイプの同品を開発。1液で作業性に優れ、幅広い上塗り塗料に適応する。
またシーラーの溶剤分によって毛羽立ちが目立つ施工上の課題に対しては、「床用ボウジンテックスフィラー」を特別仕様として同品に配合させることで、外観品質の確保を実現した。

出典:ペイント&コーティングジャーナル

2010.06.30

木材をハード化 3製品を新発売 玄々化学工業

2010年06月09日

玄々化学工業は木材用塗料3製品を新たに開発、販売を開始した。機能を持たせた新商品を市場投入することで、細かなニーズに対応する。
2液型ウレタン塗料「ピュアEX(エキストラ)ハード」は木材を硬くする効果があり、テーブルなどの凹み傷対策として提案していく。
 

机やフローリングなどの木材加工製品では間伐材や杉などの針葉樹が普及している。これらは安価や加工しやすいといったメリットがある反面、傷や凹みといった耐久性に課題があった。こうした問題への対策として同品は優れた効果を発揮する。
下塗り用は浸透性の高いシーラーに特殊素材をブレンドすることで優れた硬度を発揮。更に柔軟性を併せ持っており塗膜割れのリスクが少ない。中塗り用は塗膜を平滑にする役割があり、透明性が高く研磨性と肉持ち感も有する。上塗り用では、硬さだけでなく擦り傷にも強い塗膜に仕上げる。
下塗りと上塗りで硬度を持たせた塗膜は、耐押し傷性試験では凹み9H、擦り傷3Hの性能を有する。また、価格は一般的なウレタン塗料と同等に設定しており汎用的に拡販を図る。
 

また、無機・有機ハイブリッド塗料「G-NATUREクリスタル」の耐擦り傷塗料「ハードトップ」と耐汚染塗料「インテリア」の2製品を開発。
「同 ハードトップ」は木製フローリングのトップに使用することで擦り傷に強いガラス膜を形成し光沢を長く保持する。鉛筆硬度7Hの高硬度を実現する。
 

一方、「同 インテリア」はガラス含浸タイプで非常に高い浸透性があるため、無垢の木材に対して塗膜を作らない自然塗料のような仕上がりが得られる。その性能はウレタン塗料に勝る強力な耐薬品性、耐熱性などを有する。
木材の風合いを残したい、無垢のフローリングやカウンター、テーブルなどの用途に適している。

出典:ペイント&コーティングジャーナル

2010.06.30

アトム竹炭塗料 特許商品に 壁紙に直接塗れ、消臭・清浄・調湿機能

2010年06月02日

アトムサポートは「アトム竹炭(たけすみ)塗料」の特許成立を受け、一段の拡販を図る。
同品は竹炭を二段階の焼成により白炭化。白色化することで、明るい色調のカラーバリエーションを可能にした。また、竹炭には孔と呼ばれる無数の穴があり、孔は常に呼吸しているため、空気中の有害物質の吸着、湿度を調整する効果がある。
 

白炭化した竹炭を使ったアトム竹炭塗料は空気清浄・消臭効果や調湿機能に加え、独特の仕上がり感が特長。フルマット(完全つや消し)に近い質感があり、リビングだけでなくあらゆる室内壁に落ち着いた雰囲気をつくり出す。
また、塗料設計上ムラが出にくいよう工夫され、素人が塗っても高いレベルの仕上がり感が得られる。ユーザーからは「臭いがほとんどしないので使いやすい」との声が寄せられている。
 

今回、特許商品として、そのオリジナル性が公的に認知されたことを受け、担当者は「竹炭の特性を引き出したことで特許につながった。この特性をもっと幅広く理解してもらえる販促をしていきたい」とコメント。
同社では塗料販売店や金物店とタイアップした「塗装教室」の教材として竹炭塗料を使用した販促を行っているが、ビニルクロスの上から直接塗れ、砂壁に対してはプライマーとの組み合せで対応できることから、好評を博している。「壁紙に直接塗れるペンキがあるなんて知らなかった」と驚きの反応が多いという。
 

また、竹炭塗料の機能に注目し、各種施設、商業空間、オフィスなどで採用されるなど広がりを見せている。今後ホームセンタールートでの販促にも注力して大型商品に育成していく。
「機能と仕上がり感を見える化したい。オリジナル性がある商品なので、価格より価値を認めてくれる購買層を開拓する必要がある。塗装教室を通じ、体感してもらえると、この商品のメリットが直に伝わる。ホームセンターではポップで工夫したり、映像で見せたりする販促ツールを用意している」(担当者)と意欲的。
アトム竹炭塗料の容量は0.7L、1.6L、3L。カラーバリエーションはホワイト、ミントホワイト、ミルキーホワイト、レモンホワイト、アイボリー、ベージュ、ピンク、ハーブグリーン、ブルー、黄じゅらく、うぐいす、いちょういろの12色。

出典:ペイント&コーティングジャーナル

2010.06.30

超ハードコートUV実現 TS塗装技術研究所

2010年06月02日

ファブレス開発型ベンチャーのTS塗装技術研究所が満を持して発表した超ハードコートUVシステムが採用に向け秒読み段階に入った。大手カーメーカー2社がサンプルでの実証テストを行っており、「早ければ1年後には供給がスタートする」(担当者)見通し。
超ハードコートは6H超のレベルで、同社が開発したハードレベルは「ガラスに匹敵する。ガラスで擦るとガラスの方に傷がつく硬度」という。従来のハードコートを超えた超ハードコートを実現。カーメーカーでは樹脂ガラスでの採用を検討している。
 

また同社が4月から新発売するのが水性UVクリヤーと無溶剤UVクリヤー。数年かけ開発してきた大型商品。
水性UVクリヤーは性能的に溶剤並みを確保。携帯電話向けのサンプルを開始した。
無溶剤UVクリヤーはCO2を20分の1まで削減できる点がユーザーから注目されている。しかもレベリングが良好なため、仕上がり外観はピアノ調の高品質を確保。オリゴマー・モノマーの設計を工夫し、この品質レベルを可能にした。
「クルマの内装分野や弱電で需要を伸ばしていきたい。大手ユーザーの多くから引き合いがあり、手応えは十分にある」(担当者)。
 

中国やタイの拠点の他、今後グローバル供給体制作りに着手する。カーメーカーへの供給が目前に迫っているためだ。「いろいろな形で検討しており、オファーもあるので具体化していく」。

出典:ペイント&コーティングジャーナル

2010.06.30

屋根用に2液フッ素を開発 エスケー化研

2010年06月02日

エスケー化研は耐久性・耐候性に優れる2液特殊フッ素樹脂トタン屋根用塗料「ルーフスターF」を開発した。
同品は塗料用シンナー(弱溶剤)で希釈可能な特殊フッ素樹脂を用いたカラー鋼板やカラートタンなどの塗り替え専用の屋根用塗料となっている。
 

強靭で可とう性のある塗膜を形成することにより、激しい風雨や積雪、滑雪などに対して優れた耐久性を発揮し、寒暖の繰り返しによる耐ひび割れ性にも優れている。また、低温下でも刷毛作業性に優れ、美しい仕上がりが得られる。「今までのトタンペイントと比較して高い光沢が得られることも特長。鉛やクロムを含まず環境に優しい設計となっている」(担当者)。
同社ではトタン屋根用には、従来アクリルシリコン樹脂系「ルーフスターSi」、ポリウレタン樹脂系「ルーフスターU」、1液アクリルシリコンタイプ「一液ルーフスターシリコン」があるが、新製品はその中でもハイグレード仕様として位置付け、商品ラインアップを充実させて幅広いニーズに対応する。
荷姿は「ルーフスターF主剤(艶有り、艶消し)」14kg/石油缶、「ルーフスターF硬化剤」1kg×2缶。57‐72m2/セット。設計価格はプライマー込みで3,200円/m2

出典:ペイント&コーティングジャーナル

2010.06.30

PVDFタイプのエマルジョン塗料化に成功 「VINYCOAT PVDF アクア」 東日本塗料・三井物産ケミカル・アルケマ

2010年05月17日

東日本塗料はフランス・アルケマ社が保有するPVDFタイプのフッ素樹脂エマルジョンKynar Aquatec(カイナーアクアテック)をベースにした水性1液エマルジョン塗料の製造に成功。このほどライセンス契約を結ぶとともに、橋渡しをした三井物産ケミカルが塗料販売を行うことで共同で事業を進めていくことを明らかにした。

東日本塗料は4年前に塗料事業の主体を溶剤タイプから水性タイプに大きく舵を切る中で、原料メーカー、化学品商社などとディスカッションを図り、マーケットのニーズを探っていた。そのような時に三井物産ケミカルから今回のテーマが持ち上がった。
Kynar Aquatecは焼付タイプのフッ素樹脂(PVDF)のエマルジョンタイプで、優れた環境対応を示すものの、エマルジョンの安定を保ちながら塗料配合を設計することが難しいことから塗料化が遅れていた。今回3社のコラボレーションによってクリヤーコートの「VINYCOAT PVDF アクア」の製品化に成功した。
 

「塗料化を進める中でPVDFの樹脂コンテンツが50%を切らないレベルを維持し、塩ビの可塑剤の移行を抑えるとともに耐汚染性を高めるためポリマー技術を援用すると同時に塗料の極性を親水性にした」(東日本塗料)。
既に塩ビシート(反物)に向けてサンプル出荷を行い、評価を進めている。「塩ビシートに対してはベタツキもなく、軟化素材への追随性もいい。光沢保持率を含めた塗膜性能は良好だ。評価の中でさまざまなニーズが上がってくると思うが、すべてに対応するのは困難なので最大公約数的なところで対応を図っていきたい。特にライン適性を含めた粘度、固形分の調整やハンドリング性は求められる。その中からスタンダードな製品を見極めていく」(三井物産ケミカル)とコメントする。
 

塩ビシートは耐摩耗性などの要求性能が高く、かつ現状では2液の溶剤系塗料を主体に使用されている。同社は今後の環境対応をにらみ、水性塗料のメリットを訴えるとともに「塗料単価は数倍アップするが、ユーザーサイドが『新しい素材』と位置づけられる付加価値の高い製品提案を行っていく」(三井物産ケミカル)考えを示す。
販売を担当する三井物産ケミカルは今年度中に海外(中国、東南アジア、米国)にもサンプルを供給し、2012年3月期までに10億円の売上高を目指す。これに伴い東日本塗料は生産設備を整えるとともに、海外においてはライセンス供与を行っていく方向だ。「当面生産に注力していくが、国内でもマーケット調査を行い、我々のルートで供給できるところは供給していく」意向。
 

なお製品はPVDFのコンテンツによって360、361、362の3製品をラインアップ。また乾燥条件は常乾から120度の強制乾燥まで対応可能だ。

出典:ペイント&コーティングジャーナル

2010.04.27

高意匠SB向けクリヤー開発 DNT SBライズコート

2010年03月25日

大日本塗料は高意匠サイディングボード用のクリヤーコートシステム「SBライズコート」を開発した。高意匠サイディングボードの高い意匠性を長期にわたり保全する機能を付与。
サイディングボードは新築時から10年ほど経過するとクリヤー膜が劣化するケースが目立つ。このためクリヤー膜が残っているうちに塗り替えることがポイント。早期にクリヤーを塗り替えることで、更に10年以上寿命を延ばすことができる。
SBライズコートの特徴は、新築時の高意匠性をそのままに長期間維持する他、臭いが少なく施工中も安心。グレードはシリコン系、ウレタン系を有し優れた耐候性がある。また防カビ・防藻効果もある。
商品体系は「SBライズコートスマイル」(シリコン樹脂系2液=弱溶剤クリヤー)、「同アクアSi」(水性シリコン樹脂系)、「同アクアU」(水性ウレタン樹脂系)、「同アクアシーラー」(水性シリコン樹脂系)。

出典:ペイント&コーティングジャーナル

2010.03.27

没水部向け、低溶剤形変性エポ開発 大日本塗料

2010年03月15日

大日本塗料は低溶剤形変性エポキシ樹脂塗料「エポオール♯65HS」(常温タイプ)と「エポオール65HS‐W」(低温タイプ)を発売した。
近年、タールエポキシ樹脂塗料は人体に有害な影響があるとして、特に耐水性を求められる水門や水圧のかかる鉄管内面などへの採用が減少している。
同社ではタールフリー塗料として没水部用変性エポキシ樹脂塗料「エポオール♯65」を開発しているが、この程更に環境に配慮したハイソリッドタイプを開発した。
特長として、日塗工基準の「低VOC塗料(低溶剤)」に適合し、特定化学物質を含まないため作業者も安心して使用することができる。性能面では、タールエポキシ樹脂塗料と同等の優れた塗膜性能を有しており(JIS K 5664 1種)、1回の塗装で250μm以上の塗装が可能な厚膜タイプとなっている。海洋鋼構造物、電力設備、水門、地中埋設構造物など向けに提案を進めていく。

出典:ペイント&コーティングジャーナル

2010.03.27

LED照明用塗料を開発 オリジン電気

2010年03月08日

オリジン電気はLED照明向けの新規塗料を開発、ランプメーカーとの共同プロセスに入った。
同塗料はLED照明の光を拡散し、照明効果を向上させる機能を有しており、ランプメーカーも関心を持っているという。開発には特定の光の波長領域を拡散させる特殊添加剤が導入された。塗料としてのデータが集積されているため、今後ランプでの実証を踏まえ、製品化していく。
LED照明はエネルギーコスト削減から社会的に関心が高く、普及・拡大に向けた段階に入っており、「LED照明を突破口にLED関連のコーティング材の開発にハズミをつけたい」(担当者)という。

出典:ペイント&コーティングジャーナル

2010.03.27

アイスアリーナに遮熱が採用 エスケー化研

2010年02月23日

エスケー化研の屋根用遮熱塗料「クールタイトSi」が長野県軽井沢町のアイスアリーナに採用された。省エネ・CO2削減効果が期待されている。
同社ではクールタイトシリーズをはじめとする遮熱塗料(太陽熱高反射率塗料)を数多く上市し、省エネ・CO2削減への貢献を進めている。
「同Si」は太陽光に含まれる近赤外線を効率良く反射し屋根の温度上昇を抑制させることで、室内環境を向上させ、冷房費の負担を軽減、二酸化炭素の排出を抑制させる。
更に低汚染性機能が付与されており、特殊セラミック成分が塗膜表面を覆うことで、汚れ成分が塗膜に付きにくくなり一般遮熱塗料に比べて長期にわたり遮熱性能を維持できる「まさに環境時代に相応しいエコ塗料」(同社)。
同社では「行政で省エネルギー性能に優れた住宅や建築物の普及が促進されている中、屋根に塗装することで冷房費の削減につながるクールタイトSiの採用は、社会貢献としてCSRの観点からも高い評価を得ている」として、今後も多くの企業での採用が続くとの見方を示す。

出典:ペイント&コーティングジャーナル

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